『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』の第2クールが2027年1月より放送開始となることが決定した。あわせて、第2クールのティザーPVが公式YouTubeチャンネルにて公開され、物語の新たな展開への期待が高まっている。
第1クールの最終話直後から告知されていた第2クールは、原作でも人気の高い「The First Royal Outing(初めてのおつかい)」編を映像化。主人公のコウ・レイリン(Kou Reirin)とシュ・ケイゲツ(Shu Keigetsu)の関係が友情へと発展し、2人がシュ家の領地である南方領土へ旅立つ様子が描かれる。
「The First Royal Outing」編で描かれる新たな関係性
第2クールでは、レイリンとケイゲツの絆が従来の対立構造を超え、互いに支え合う友情へと変化していく。ケイゲツの実家であるシュ家が治める南方の地へ向かう道中で、2人はさまざまな困難に直面しながらも、協力して切り抜けていく。この旅は物語のスケールを一気に拡大し、后家とシュ家を取り巻く陰謀の全貌へと迫る重要な章となる。
公開されたティザーPVには、美しい風景とともに、新キャラクターの姿も収められている。第1クールで築かれたキャラクター同士の関係性が、どのように深まっていくのかを予感させる映像だ。
追加キャスト3名が明らかに
第2クールから登場する重要キャラクターを演じる声優陣が発表された。新たな物語の鍵を握る3名の配役は以下の通り。
- 中村悠一:コウ・ケイコウ(Kou Keikou)役。レイリンの長兄で、后家の次期当主としての風格を持つ。
- 土岐隼一:コウ・ケイショウ(Kou Keishou)役。レイリンの次兄で、穏やかながらも確かな実力の持ち主。
- 小林千晃:ウンラン(Unran)役。南方領土のある村の若きリーダー。物語の拡大に伴い、重要な位置づけとなるキャラクターだ。
『ふつつかな悪女ではございますが』とは
原作は中村颯希(Satsuki Nakamura)によるライトノベル。2020年7月に小説家になろうで連載が始まり、同年12月に一迅社からYukiKanaのイラストによる書籍版が刊行された。さらに、月刊コミックゼロサムでは大槻英桃子(Ei Ohitsuji)によるコミカライズも連載されている。
物語の舞台は、5つの氏族が后妃候補の娘を宮中に送り込み、ただ1人の皇后の座を争うエイ王国。病弱で美しい“宮中蝶”と称されたコウ・レイリンが皇太子との結婚を目前にした矢先、嫉妬に燃える“宮中鼠”シュ・ケイゲツに体を奪われてしまう。レイリンは陰謀者の身で地下牢に囚われるが、たくましい新しい体を手に入れたことで状況は一変。処刑の危機さえも跳ね返す痛快な展開が待ち受ける。
第2クールの注目ポイント
第2クールの最大の見どころは、レイリンとケイゲツの関係性の深化だ。体が入れ替わったことで始まった二人の運命は、第1クールを通じて少しずつ変化し、今や友情と呼べる絆へと育っている。しかし、后家とシュ家の確執、そして宮中を取り巻く権力闘争は依然として大きく、二人は新たな試練へと立ち向かう。また、新たに加わる兄弟たちや南方領土の若き指導者ウンランが、物語にどう絡んでくるのかも注目される。
なお、リーリー役を務める菱川花菜(Hana Hishikawa)へのインタビューも公開されており、第2クールへの意気込みが語られている。
第2クールは2027年1月より放送開始予定。第1クールで築かれたキャラクター同士の絆が、どのように発展していくのか。原作ファンはもちろん、アニメから本作を知った視聴者にとっても見逃せないシーズンとなるだろう。
© Satsuki Nakamura, Ichijinsha / “Inept Villainess” Production Committee