Blasphemous 2、ドデカ新規エリア追加の無料大型アップデート配信開始

『Blasphemous 2』の無料大型アップデート「The Third Sin」が配信開始。広大な新エリアと鞭武器、コンパニオンが追加され、探索の幅が広がります。

投稿者 central

Team17は6月7日、The Game Kitchenが開発するメトロイドヴァニアスタイルのアクションゲーム『Blasphemous 2(ブラスフェマス 2)』に向けて、無料大型アップデート「The Third Sin」の配信を開始した。既存マップの4分の1に相当する広大な新規エリアをはじめ、新武器やコンパニオンキャラクター、ボスなどが追加される大幅な拡張内容となっている。

本作は、宗教的で退廃的な世界観とグロテスクなビジュアル、高い難易度で知られる『Blasphemous』の正統続編だ。プレイヤーは死と転生の輪廻に囚われた「悔悟者」となり、非線形に設計された広大なマップを探索しながら、異形の敵たちに立ち向かう。武器は複数タイプが用意され、それぞれにスキルツリー形式の成長要素が実装されており、シチュエーションに応じて持ち替える戦略性も特徴のひとつ。2023年8月の発売以来、全世界で高い評価を獲得し、その後もDLC「Mea Culpa」を含む複数のアップデートを経て、継続的にコンテンツが拡充されてきた。

新エリアの全容——既存マップの4分の1に匹敵

今回のアップデートで最大の目玉となるのは、マップ全体に新たに追加された探索エリアだ。拡張DLC「Mea Culpa」を含む従来のマップ総面積の4分の1にも及ぶ広大な領域であり、その入り口は「茨歌う森」の先に位置している。

新エリアへの進入には、「霧の囁きのランプ」という専用アイテムが必要となる。このアイテムは、「聖なる御名の街」の特定の場所に今回新たに設けられた部屋で入手可能だ。「茨歌う森」には霧に包まれた区域が存在しており、ランプを所持しているとその霧の中を進むことができる。霧を抜けた先に、未知のエリアが広がっているという仕掛けだ。

この追加エリアは単なる拡張にとどまらず、本編の探索体験を大きく変容させるボリュームを備えているとみられる。アップデート後のプレイにおいては、「茨歌う森」周辺を再訪し、霧に関する新たなインタラクションを試すことが攻略の鍵となりそうだ。

鞭型武器「グラップリングフック」と3種のコンパニオン

「The Third Sin」では、新たな武器やコンパニオンキャラクターも導入される。追加される武器は鞭タイプで、攻撃手段としてだけでなく、マップ内の特定のオブジェクトに引っ掛けて移動するグラップリングフックとしても機能する。この武器の登場により、従来は到達不可能だった場所へのアクセスや、新たなルート開拓が可能になると期待される。

また、悔悟者と行動を共にする3種類のコンパニオンキャラクターも実装された。それぞれ戦闘や探索において異なる役割を果たし、プレイヤーのサポートをおこなう。具体的な能力や特性については、実際のプレイを通じて確認する必要があるが、ソロでの探索が基本だった本作のゲームプレイに、新たな戦術の幅をもたらす要素として注目される。

このほか、新たな衣装や敵、ボスの追加もおこなわれており、すでに本編をクリアしたプレイヤーにとっても、新鮮な挑戦が用意されている。各種バグ修正も同時に実施されており、詳細な修正内容については公式のパッチノートが公開されている。

プラットフォームとアップデートの入手方法

『Blasphemous 2』および本アップデートは、PC(Steam / Epic Gamesストア / GOG.com)、Nintendo Switch、PS5、海外PS4、Xbox Series X|S向けに配信中だ。なお、PS Plusのゲームカタログにも対応しており、加入者は追加費用なしで本作をプレイできる。今回の「The Third Sin」は無料アップデートとして提供されており、既存のプレイヤーは追加購入なしで全コンテンツを利用可能である。

発売から約3年を経過した現在も、開発チームによる手厚いサポートが続けられている点は、本作のコミュニティにとって大きな価値と言える。ゴシックで退廃的な世界観をさらに押し広げる新エリアと、探索の幅を物理的に拡張する鞭武器の追加は、既存プレイヤーの再訪を強く促すものだ。メトロイドヴァニアジャンルにおいて、無料の大型アップデートでここまでの規模の拡張が実施されるケースは稀であり、The Game Kitchenの制作に対する姿勢がうかがえる。

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