Bungie、Destiny 2開発終了でレイオフ。Destinyチーム大半が対象

BungieがDestiny 2開発終了に伴い大規模レイオフを発表、Destinyチーム大半とMarathonチーム一部が対象に。

投稿者 central
Bungie、Destiny 2開発終了で過去5年で3度目の大規模レイオフ、SIEも人員削減。
ハイライト
  • BungieはDestiny 2の開発終了に伴い、Destinyチームの大半を削減対象とする大規模レイオフを発表した。
  • 新作Marathonの開発チームの一部もレイオフ対象となるが、SIEは同作を重要作品と位置づけている。
  • 今回のレイオフはBungieにとって過去5年で3度目となり、組織再編の一環として実施された。

SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)とBungieは現地時間6月25日、組織再編に伴う大規模なレイオフ(人員削減)を発表した。今回の措置により、『Destiny 2』の開発チームの大部分が削減の対象となる。『Destiny 2』は今年5月に開発終了が告知され、最終アップデートが配信されたばかり。発表では、過去数年間にわたりタイトルの業績が期待を下回っていたことが一因であると説明されている。

『Destiny 2』開発終了とレイオフに至った背景

Bungieが手掛ける『Destiny 2』は2017年にリリースされ、2019年から基本プレイ無料へと移行した人気MMOアクションFPSだ。プレイヤーは「ガーディアン」となり、人類最後の都市を舞台に「トラベラー」と呼ばれる神秘的な球体を巡る壮大な物語を体験してきた。しかし、2024年6月配信の大型拡張「最終形態」で長期にわたる光と闇のサーガが完結。その後展開された「運命の境界」「反逆」の両拡張はユーザーからの評価が芳しくなく、Steamでのプレイヤーベースは減少傾向が続いていた。

こうした状況を受け、Bungieは今年5月に『Destiny 2』の開発終了と最終アップデートの実施を正式に発表。この最終アップデート後に、一時的にユーザー数が回復する現象も見られた。6月10日にはSteamでの最大同時接続プレイヤー数が約17万人を記録し、根強いファンベースの大きさをうかがわせた。しかし、SIEによれば、ゲームの最終アップデートを迎えたことで、現在の組織規模での運営が困難になったというのが、今回のレイオフの直接的な理由だとされている。

対象範囲:Destinyチーム大半とMarathonチームの一部

今回のレイオフは、Bungieにとって過去5年間で3度目となる大規模なものだ。SIEの公式発表によれば、削減の対象は『Destiny』開発チームの大半に加え、新作『Marathon』の開発チームの一部にも及ぶ。さらに、これまでBungieの業務をサポートしてきたSIE側のチームにおいても人員削減が行われるという。

SIEは今回の決定について、過去数カ月にわたりBungieのリーダー陣とスタジオの長期的な方向性について徹底的な見直しを行い、複数の代替案を検討した結果であると説明している。なお、Bungie側の発表では、「ここ数年間の『Destiny 2』が期待を下回っていたこと」も、今回の決断の一因として明記されている。

『Marathon』は引き続き重要作品、SIEが方針を表明

Bungieは、かつて『Haloa』シリーズで名を馳せ、2026年3月には同名の過去作をリブートした脱出シューター『Marathon』をリリースしたばかりだ。SIEは本作について、「引き続き同社のポートフォリオにおける重要な作品であり、今後さらに発展させていく」との方針を明確にしている。

Bungieは今後、この『Marathon』の運営を継続しながら、新たなプロジェクトにも着手していくものと見られる。また、SIEは以前の大規模レイオフの際、影響を受けたBungieスタッフ155名をSIEに統合することを発表。PlayStation Studios内に新スタジオ「teamLFG」を設立しており、BungieのDNAを受け継ぐ同スタジオの今後の活動も引き続き注目される。

『Destiny 2』という長年愛されたタイトルの開発終了と、それに伴うBungieの組織再編。ファンからは不満の声も多く上がっているが、BungieとSIEが今後どのようなゲーム体験を提供していくのか、その行方に業界の関心が集まっている。

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