TVアニメ『どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です』の公式サイトは2025年9月29日、追加キャスト、追加スタッフ、主題歌情報、メインビジュアル、そして本予告PVを一挙に解禁した。本作は2025年10月5日21時30分よりAT-Xにて放送が開始され、以降、TOKYO MX、BS日本テレビ、MBSの順に各局で順次放送される予定だ。
追加キャストに下野紘&関根明良 — ティエン・コングとヴィラウラを演じる
今回の発表で、新たに2名の声優陣の参加が明らかになった。ティエン・コング役には下野紘、ヴィラウラ役には関根明良がそれぞれ決定している。下野紘は『君と越えて恋になる』など話題作への出演が続く人気声優であり、関根明良も『永遠の夕暮れ』での演技が評価を集めた注目株だ。両名の起用が、本作の世界観にどのような奥行きをもたらすのか、放送開始前から期待が高まっている。
スタッフ陣容が明らかに — 草川啓造監督、渡航がシリーズ構成を担当
アニメーション制作を担うのは、ディオメディアだ。監督を務めるのは草川啓造。『異世界薬局』で知られるベテラン監督であり、ファンタジー作品における繊細な演出には定評がある。シリーズ構成は『聖女の魔力は万能です』の渡航が担当し、キャラクターデザインは『鴨乃橋ロンの禁断推理』の石川雅一が手がける。
美術監督にはスコット・マクドナルドが『桃源暗鬼』に続いて参加。美術設定は『メイドさんは食べるだけ』の高橋真帆、色彩設計は『ひきこまり吸血姫の悶々』の林由稀が務める。CGディレクターには高橋悠太、撮影監督には『おとめは僕に恋してる。 二人のエルダー THE ANIMATION』の浅野宏明、編集は『古見さんは、コミュ症です。』の小島俊彦が名を連ねる。音楽プロデューサーには『小林さんちのメイドラゴン』プロデューサーの齋藤滋が参加しており、制作体制は盤石だ。
主題歌はセンチミリメンタルとReiniが担当 — 本予告PVで楽曲が初公開
主題歌も同時に解禁された。オープニングテーマはセンチミリメンタルが手がける「叶わない、、」。センチミリメンタルは『ギヴン』シリーズの主題歌で知られるシンガーソングライターであり、その繊細で感情に寄り添う楽曲は、本作の恋愛ファンタジーというテーマと高い親和性を持つ。エンディングテーマはReiniの「まだ嘘にならない」に決定。両楽曲とも、本予告PV内で試聴することが可能だ。
『どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です』とはどのような作品か
原作は、戊辰が小説投稿サイト「小説家になろう」に2019年4月から2020年3月まで連載したライトノベルだ。株式会社双葉社のMノベルスfレーベルより、イラストをvientが担当し、2019年10月と2020年3月に全2巻が刊行されている。
物語の中心となるのは、魔女である主人公と、彼女に惚れ薬の作成を依頼してきた「好きな人」との関係性だ。ファンタジーの衣を纏いながらも、恋愛における不器用さやすれ違いを丁寧に描く作風は、多くの読者の共感を集めてきた。コミカライズは、三田麻里の作画により、ウェブコミック誌「フロスコミック」にて2020年8月より連載が開始。単行本の第6巻は2025年2月5日に発売されている。
海外展開も積極的に進められており、ライトノベル版は英語版がCross Infinite Worldより刊行され、2021年1月には完結となる第2巻がリリース済み。マンガ版はYen Pressがライセンスを取得し、第5巻が2025年1月20日に発売されている。日本国内に留まらない、グローバルな人気を誇るタイトルであることが分かる。
シリーズ構成・渡航の参加がもたらすシナリオ面への期待
本作の注目ポイントのひとつが、シリーズ構成を渡航が務めることだ。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の原作者として知られる渡航は、登場人物の心理描写の精緻さと、会話劇の機微に圧倒的な定評がある。惚れ薬という「手段」と、その先にある「本心」というテーマを持つ本作の構成には、渡航の手腕が存分に発揮されることが予想される。
また、音楽プロデューサーを齋藤滋が務める点も見逃せない。『小林さんちのメイドラゴン』シリーズを筆頭に、数々の話題作でサウンド面を支えてきた実績は、本作の世界観構築に大きく寄与するだろう。
放送開始直前の注目ポイント — 試聴者への実用的な情報
放送開始日時は、AT-Xが2025年10月5日21時30分から。その他の放送局については、TOKYO MX、BS日本テレビ、MBSでの放送が決定しているが、具体的な放送日時は各局の番組表で確認するのが確実だ。本予告PVは既に公開されており、YouTube上で視聴可能。主要キャラクターの声や、作品の雰囲気を掴むには、放送前に一覧しておくことをおすすめする。
ファンタジーと恋愛のバランス、そして実力派スタッフ・キャストの融合により、2025年秋アニメの中でも特に注目度の高いタイトルのひとつと言えるだろう。