Black Bullet、12年ぶり復活「New World Order」発売決定

待望の復活!『ブラック・ブレット』新章『New World Order』が2026年11月より刊行開始。全8巻を4ヶ月連続リリース。

投稿者 central
ハイライト
  • 『ブラック・ブレット』が約12年ぶりに復活し、新装版『New World Order』が2026年11月より刊行される。
  • 新装版は全8巻で、2026年11月から2027年2月まで毎月2巻ずつ4ヶ月連続でリリースされる。
  • TVアニメ版キャストの梶裕貴と日高里菜が再演するプロモーションビデオも公開された。

電撃文庫のアクションSFライトノベル『ブラック・ブレット』が、約12年の沈黙を破って再始動する。新装版『Black Bullet: New World Order』は2026年11月より4ヶ月連続で刊行され、毎月2巻が同時リリース。第5巻からは原作者・神崎紫電による完全新章が幕を開ける。

『Black Bullet: New World Order』2026年11月に始動──4ヶ月連続・毎月2巻の全8巻刊行

KADOKAWAが水曜日に正式発表した。『Black Bullet: New World Order』は、オリジナル版に加筆修正を施したリブート版として位置づけられる。オリジナル版第1巻から第6巻までの物語は、『New World Order』第1巻から第4巻で展開。続く第5巻は、オリジナル版第7巻を全面改稿した完全新章となる。

刊行は2026年11月を皮切りに、12月、2027年1月、2月まで4ヶ月連続。毎月2巻ペースで全8巻が一挙に市場へ投入される。長期間途絶えていたシリーズとは思えない異例のリリース間隔には、旧作の再構成と新章の展開を一つの流れとして完走させる明確な戦略が見て取れる。既存読者には待望の続きを、新規読者には入門しやすい再出発を、同時に用意した構成もこのリブートの特徴だ。

梶裕貴&日高里菜が再演──復活を告げるPVも公開

発表とあわせて、電撃文庫はプロモーションビデオを公開。TVアニメ版で里見蓮太郎を演じた梶裕貴と、藍原延珠役の日高里菜が、それぞれのキャラクターに再び声を吹き込んでいる。

2014年の放送から約12年を経て、二人の声が再び『ブラック・ブレット』に宿る。PVはシリアスで疾走感のある原作世界を余すところなく切り取り、長く復活を待ち望んだファンにとって確かな手応えを感じさせる仕上がりだ。

『ブラック・ブレット』とは?──2011年に始まったダークSFアクション

『Black Bullet: New World Order』とは?2011年〜2014年に電撃文庫で刊行された『ブラック・ブレット』を加筆修正し再始動するリブート版。旧第1巻〜第6巻のエピソードを第4巻までで再構成し、第5巻からは完全新章が展開。2026年11月より毎月2巻刊行。

本作は、神崎紫電の原作と鵜飼沙樹のイラストにより、2011年7月に連載を開始。人類の生存を懸けて戦う少年少女の姿を容赦のない筆致で描いたダークSFアクションとして知られる。シリアスな展開と痛烈な社会描写が同居する独特の作風は、刊行当時から多くの読者を魅了してきた。

シリーズは2014年4月に刊行されたオリジナル版第7巻を最後に、長期の中断へ入る。一方で北米ではYen Pressがライトノベル全7巻を英語翻訳し、2015年8月から2017年9月にかけて全巻を刊行。海外におけるシリーズの人気と知名度は、途切れることなく維持されていた。

マンガとアニメはどう展開したか──電撃マオウ連載からTVアニメ化まで

『ブラック・ブレット』は、ノベル単独の展開にとどまらない。漫画版は森乃のほんの作画により、電撃マオウで2012年8月から2014年6月まで連載。こちらもYen Pressが英語版をリリースし、海外読者に広く届けられた。

TVアニメはKinema CitrusとOrangeの共同制作により、2014年春に全13話で放送。Crunchyrollが字幕配信で同時展開し、北米ではSentai Filmworksがライセンスを取得して2015年9月にホームビデオを発売している。映像化から10年以上が経過してもなお、国内外で根強い支持を集めていることがこのシリーズの底力を物語っている。

神崎紫電の新作『Aku no Shinzui』と、再び動き出す物語

復活の報と同時に、もう一つ見逃せない動きがある。神崎紫電の新作ライトノベル『Aku no Shinzui』が2027年春に刊行予定であることだ。

『New World Order』の刊行が2027年2月まで続くことから、新作はその直後に世に出る計算になる。約12年ぶりに執筆活動を本格化させた著者の動向は、シリーズのファンはもちろん、電撃文庫の今後のラインナップを占う上でも注目に値する。

近年のライトノベル市場では、長期休載となっていたシリーズの再始動が相次いでいる。電子書籍と配信の定着によって旧作の存在が新規読者にも届きやすくなったことが、その背景の一つだ。旧エピソードを再構成してから新章へ接続するという本作の手法は、過去の蓄積と新たな展開を同時に届ける野心的なリブートモデルといえるだろう。

待望の再始動から完全新章、そして新作へ。『ブラック・ブレット』の物語が、再び歴史の表舞台に立つ。

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