MOUSE: P.I. for Hire、全世界100万本突破

ノワールカートゥーンFPS『MOUSE: P.I. for Hire』が発売3ヶ月で100万本を突破、小規模スタジオの快挙。

投稿者 central
発売から約3ヶ月で100万本を達成した、1930年代ノワール調のFPSゲーム。
ハイライト
  • 本作は2026年4月16日に発売され、約3ヶ月で100万本を突破した。
  • 販売比率はコンソールとPCでおおむね50%ずつとなっている。
  • Fumi GamesのCEOは、この成果を「インクと汗と頑固な夢から生まれた物語」と語った。

ノワールカートゥーン調が印象的な一人称視点シューティング(FPS)『MOUSE: P.I. for Hire』の全世界累計販売本数が100万本を突破した。パブリッシャーのPlaySide StudiosとデベロッパーのFumi Gamesが発表したもので、販売比率はコンソールとPCでおおむね50%ずつと、両プラットフォームにまんべんなく支持されている実態が明らかになった。

発売から約3カ月で100万本——販売データと対応プラットフォーム

本作は2026年4月16日に、PlayStation 5、Xbox Series、Nintendo Switch 2aa、PC(Steam、Microsoft Store)向けにリリースされた。その後7月10日にはPlayStation 5とSwitch 2向けのパッケージ版も発売されている。なお、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch版については、後日リリースが予定されている。

発売から約3カ月での100万本達成は、小規模スタジオの作品としては特筆すべき業績と言える。約半数をPCが占めるというデータは、Steamを中心としたPCゲーマーからの支持が大きかったことを示す一方、残り半数をコンソールが獲得した点も見逃せない。

MOUSE: P.I. for Hireとは——1930年代ノワール・カートゥーンFPS

本作は、1930年代のアメリカン・ノワール・カートゥーンを彷彿とさせるビジュアルスタイルが最大の特徴だ。プレイヤーは私立探偵のネズミ、MOUSEとなり、暗黒街に立ち向かう。一見ユーモラスなビジュアルながら、銃撃戦やステルスアクションを核とした本格FPSとして設計されている。従来のフォトリアリスティックなグラフィックとは一線を画す独自の映像表現が、多くのプレイヤーの注目を集めた。

Fumi Games CEOが語る「インクと汗と頑固な夢から生まれた物語」

Fumi Gamesの創業者兼CEOであるMateusz Michalak氏は、今回の100万本突破を受けて次のようにコメントしている。

「『MOUSE: P.I. for Hire』が100万プレイヤーを超えたことは、チームに計り知れない感謝と誇りをもたらしました。1930年代をテーマにしたカートゥーンシューターというシンプルなコンセプトから始まった本作が、想像をはるかに超える数のプレイヤーに届きました。我々の最優先事項は常にプレイヤーであり、開発中も発売後も、その目標に向けて多大な努力を続けてきました。レベルリビジットを導入した大型アップデート、パッケージ版のリリース、そして今後予定されているストーリーDLCを通じて、プレイヤーの皆様に『MOUSE: P.I. for Hire』の世界を引き続き楽しんでいただければ幸いです。インクと汗と頑固な夢から生まれた、手作りの物語です。心からの感謝を込めて——。」

今後の展開:大型アップデートとストーリーDLC

すでに実装された「レベルリビジット(Level Revisit)」機能を含む大型アップデートに加え、新たなストーリーDLCのリリースも予定されている。これにより、本編クリア後のプレイヤーにも継続的な体験が提供される見通しだ。また、物理版はパッケージコレクター層にも一定の需要があったと見られ、今後のプラットフォーム拡大(PS4、Xbox One、Switch版)によってさらにユーザー基盤が広がる可能性がある。

ノワールカートゥーンという新たなジャンルの可能性

本作の成功は、ビジュアルスタイルの革新が販売に直結した好例と言える。近年のFPS市場では、フォトリアリスティックなグラフィックが主流だが、あえてアナログなアニメーション表現を採用した本作は、既存のシューターとは異なるプレイヤー層の獲得にも成功した。特に、日本のゲーマーの間ではレトロなデザイン感覚が評価される傾向があり、今後の日本市場での展開にも期待がかかる。

小規模スタジオだからこそ実現できた自由な発想と、それを支えたパブリッシャーの手腕。100万本という数字は、そうしたチームの挑戦がプレイヤーに受け入れられた証でもある。今後のDLCや追加プラットフォーム展開によって、この数字がどこまで伸びるのか。スタジオの「夢」はまだ続く。

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