個人デベロッパーのganma_cat氏は7月23日、Steamストアのスクリーンショットを手がかりにゲームタイトルを当てるブラウザクイズ『SteamCue』の正式バージョン(V1.0)をリリースした。PCおよびスマートフォンのブラウザから、インストール不要かつ基本プレイ無料で利用できる。有料のVIPプランも用意されている。
『SteamCue』とは?——スクリーンショットからタイトルを推理するクイズ
『SteamCue』は、Steamストアに掲載されたスクリーンショットを頼りに、ゲームタイトルを当てるブラウザ上で動作するクイズゲームだ。各問題では作品名が伏せられた状態で、画像にくわえ発売年や価格、ジャンル、タグといった複数のヒントが提示される。プレイヤーは4つの候補から正解を選択し、正解数と回答速度に応じてスコアを競う。
出題される作品の年代やジャンル、レビュー数といった条件を細かく設定できるため、有名タイトルを中心とした短時間の腕試しから、インディー作品まで含めた幅広い知識を問う本格的なクイズまで、プレイスタイルに合わせた調整が可能だ。クイズ終了後には、連続正解数や平均回答時間などが集計される。
3つのプレイモード——ソロ、パーティ、オンライン対戦
本作には、登録不要ですぐに遊べるソロプレイのほか、友人と同一の問題に挑戦するパーティルーム、プレイヤー同士で対戦する1対1オンライン対戦(ベータ版)が用意されている。
パーティルームでは、Steamアカウントでログインしたホストがルームを作成。参加者は発行されたルームコードまたは招待URLから、ログインせずに参加できる。通常のルームは最大4人、VIPホストが作成したルームは最大8人に対応し、全員が同じ問題に回答して正解数と回答速度を競う。一方、1対1オンライン対戦では、待機中のプレイヤーと自動でマッチングし、固定ルールのもとで対戦が行われる。現在はレートやランクを導入しないカジュアルな対戦形式として提供されている。
クイズをきっかけに新たな作品と出会う仕組み
回答後には、出題された作品の詳細情報をSteamストアページで確認できる。また、特定のテーマに沿ってゲームをまとめた「みんなのゲームクイズ」と呼ばれるリスト機能も存在する。リストの閲覧や保存に加え、収録作品をそのままソロプレイやパーティルームの問題セットとして利用可能だ。単なる知識テストにとどまらず、クイズをきっかけに未知の作品を発見できる設計となっている。
開発背景——19年のSteam経験を持つ23歳の個人デベロッパー
本作の開発と運営を手がけるganma_cat氏は、23歳のウェブ制作者。ウェブサイトの収益を得ながら、サイト制作やゲーム開発に取り組んでいる。自身がSteamを19年間利用してきたユーザーでもあることから、本作を通じてSteamで配信される作品、とりわけインディーゲームが多くのプレイヤーに届く一助となることを目指しているという。
知識を試したいプレイヤーはもちろん、まだ知らないタイトルに出会いたいという層にとっても、気軽に挑戦できる入り口となり得る。一人でじっくりスコアを伸ばすもよし、友人とパーティルームで盛り上がるもよし。Steamライブラリをより深く楽しむための新たな遊び方として、注目に値するサービスだ。