アライアンス・アーツは本日(2026年6月19日)、PC向け新作タイトル「PUKEY GODDESS SHOT TRICK」(ピューキー ゴッデス ショット トリック)のリリース時期を2026年秋冬に決定したと発表した。本作は悪魔と乾杯を繰り返す「ロシアンルーレット飲みサバイバル」をコンセプトに掲げており、その独創的なゲームシステムとビジュアルスタイルで注目を集めている。
悪魔ファム・スールと繰り広げる、酩酊ロシアンルーレット
本作の舞台は、プレイヤーを殺したいほど愛している悪魔「ファム・スール」との一対一の対決。プレイヤーは、アルコール度数の異なるショットグラスの中から1杯を選択し、乾杯を繰り返すというロシアンルーレットに挑む。目的は、悪魔を酔い潰して勝利し、「すべてを吐かせる」ことにある。
特筆すべきは、酩酊状態の進行に伴い、ルールからの逸脱が可能になる点だ。お酒を飲めば飲むほどキャラクターの酔いが回り、その結果として「酔っ払いならではのトリック」を駆使できるようになる。通常のターン制や選択肢では考えられないような、大胆かつ予測不能な行動が解禁される仕組みは、従来のパーティゲームや対戦型テーブルゲームにはないユニークな体験を提供する。
2026年秋冬リリースと展開プラットフォーム
発表されたリリース時期は2026年秋冬。対応プラットフォームはPC(Steam)が予定されており、現在ウィッシュリストへの登録が可能だ。価格帯や詳細なシステム要件は現時点では未公開だが、2026年秋冬という比較的長期的なスケジュールが設定されていることから、開発チームはゲームバランスの調整や追加要素の実装に注力していると考えられる。
オリジナルグッズ販売もスタート
本発表と同時に、アライアンス・アーツの公式BOOTHショップも開設された。ラインナップには、ヒロインである悪魔ファム・スールをデザインした両面アクリルスタンドとダイカットステッカーセットが用意されている。これらのグッズは、ゲームのビジュアル面での世界観を強調するものであり、早期からファンの獲得を狙う戦略の一環と見られる。
「酔い」を武器にする新感覚サバイバル
本作の最大の特徴は、負のステータスとして扱われがちな「酩酊」を、逆に戦術の核に据えた点にある。酔いが進行するということは、操作の制限や判断力の低下といったデメリットだけでなく、ルールの枠を超えた行動が許されるというメリットに転換される。例えば、本来選択できないグラスを強奪する、乾杯の順番を無視する、あるいはテーブルをひっくり返すといった「悪酔いトリック」が発動可能になる。
この仕様は、単なる運任せのロシアンルーレットではなく、酔いの度合いを自らコントロールし、リスクとリターンを天秤にかける戦略性を生み出している。乾杯を重ねるたびに変化する状況と、悪魔ファム・スールのリアクションも見どころの一つだ。
アライアンス・アーツが仕掛ける意欲作
アライアンス・アーツは、これまでも独創的なインディーゲームの開発・販売を手がけてきたスタジオだが、本作は「飲酒」と「ギャンブル性」を明確にゲームデザインに落とし込んだ、非常にチャレンジングなタイトルと言える。ロシアンルーレット飲みサバイバルというジャンルは、市場においてもまだ確立されておらず、本作がその先駆けとなる可能性を秘めている。
2026年秋冬のリリースに向け、今後の続報ではゲームプレイの詳細や、悪魔ファム・スールの魅力に迫る情報が公開される見込みだ。Steamウィッシュリストへの登録は本日より開始されている。