オトメイトは9月12日、『オトメイトパーティー2026』にて、Nintendo Switch向け新作タイトル『VELVET CANDY TINT KISS』を正式発表した。現代の日本を舞台に、キスによって人間の男を虜にするかもしれない主人公が繰り広げる、現代ファンタジーラブロマンスだ。
危険なキスが紡ぐ小悪魔的恋愛模様
本作のテーマは「危険なキス」。主人公は、自らのキスが相手を魅了してしまうという特殊な能力を持つ。描かれるのは、攻略キャラクターとの「小悪魔的」な恋愛模様だ。現代日本を舞台にしながらも、吸血や悪魔祓いといったオカルト要素が融合した世界観が特徴となっている。
オトメイトはこれまでも、吸血鬼や神話を題材にした女性向けタイトルを多数手がけてきた。本作はその系譜に連なりながらも、より現代的で身近な舞台設定を採用することで、幅広いユーザーの共感を狙った戦略とみられる。
攻略キャラクターは5名——双子ホスト、聖職者、悪魔祓い、そして謎のバイトリーダー
発表された攻略キャラクターのラインナップはバラエティに富んでいる。双子の「学生ホスト」、新米の「聖職者」、バディを組む「悪魔祓い」の二人組、さらには「もんじゃ」とされる自称バイトリーダーという、謎めいた存在も登場予定だ。キャラクター間の関係性や、能力を持つ主人公との化学反応が注目される。
それぞれのキャラクターは、現代社会の職業や立場をベースにしながらも、オカルト的な設定が絡むことで、単なる学園ラブロマンスとは一線を画すドラマが期待される。特に「もんじゃ」の正体は、物語の鍵を握る存在として要注目だ。
開発体制——御堂マヰカ氏が原画、シナリオはトライファクション
開発スタッフとして、原画を御堂マヰカ氏が担当する。御堂氏は繊細かつ華やかな画風で知られ、女性向けゲームファンからの支持が厚い。ディレクターは廣のり子氏、アシスタントディレクター兼シナリオ監修に一ジョー氏を迎え、シナリオ制作は株式会社トライファクションが手がける。トライファクションは多数の女性向けタイトルで実績を持つスタジオであり、本作のシナリオの質にも期待がかかる。
オトメイトブランドは、丁寧なキャラクター描写と没入感の高いストーリーで評価を得てきた。本作も、小悪魔的というキーワードに象徴されるように、従来の乙女ゲームとは異なるアプローチを模索している点が興味深い。
『VELVET CANDY TINT KISS』はNintendo Switch向けに発売予定だが、具体的な発売日や価格は未発表だ。オトメイトパーティー2026というイベント内でサプライズ発表されたこともあり、年内か2027年初頭のリリースとなる可能性が高い。続報を待ちたい。