「FEEDSTOCK」は、2026年10月の発売を控え、本日(2026年9月6日)にSteamストアページが公開された。Ahaha studioが手掛ける本作は、最大4人で家屋を探索し、物品を回収する一人称視点の協力型ホラーゲームだ。その最大の特徴は、回収品を相棒「Tally(タリー)」に食べさせて素材へ変換するシステムと、食べるほどにTallyが巨大化し、帰路を困難にするというユニークなリスク設計にある。
相棒「Tally」に戦利品を食べさせろ――協力型ホラーの新機軸
プレイヤーは、廃屋に散らばった物品を拾い集め、それをTallyに与えることで素材へ変換する。得られた素材は売却し、装備の拡張に充てながら探索を進めるというサイクルだ。ここで重要なのは、Tallyが単なるインベントリ役ではない点にある。Tallyは食べた量に応じて巨大化し、移動速度が低下するだけでなく、侵入時には余裕で通過できたドアも、帰り際には通れなくなるケースが生じる。この「入りやすく、出にくい」構造が、撤退判断に緊張感をもたらす。
近接ボイスチャットでTallyを誘導せよ
本作では、プレイヤー間のコミュニケーションに近接ボイスチャットが採用されている。壁越しでは声がこもり、距離が離れるほど相手の声は聞こえにくくなる。さらに、Tallyは話しているプレイヤーについていく性質を持つ。つまり、ボイスチャットは単なる会話手段ではなく、Tallyを誘導するゲームシステムの中核だ。プレイにはマイクが必須であり、チーム内での声の使い方が攻略の鍵を握る。
武器なし、4種類の敵と騒音管理
家屋には4種類の敵が潜んでおり、それぞれが異なる騒音のしきい値に反応して襲いかかってくる。本作には武器が存在せず、敵を倒す手段は一切ない。そのため、どこまで回収を続けるか、巨大化したTallyをどう連れ戻すかがプレイヤーに突き付けられる。回収品の一部をTallyに吐き出させることも可能だが、それには対応するリソースが必要となる。資源管理と撤退判断のバランスが、難易度を大きく左右するだろう。
今後の展望と注目ポイント
Steamストアページでは日本語表示への対応が明記されており、国内ユーザーにとってもプレイしやすい環境が整えられている。発売は2026年10月を予定。協力型ホラーというジャンルに、相棒の成長=リスクという新たなパラダイムを持ち込んだ本作は、既存の「Lethal Company」や「Phasmophobia」とは一線を画す体験を提供する。近接ボイスチャットの戦略的活用と、肥大化するTallyを制御するためのチームワークが、どれだけ深いゲームプレイを生み出すのか。正式リリースが待たれる。