レゴジャパンは10月4日、大人向けレゴブロックシリーズ「レゴ アイコンズ」より、ソニーの初代ゲーム機「プレイステーション」を1,911ピースで再現した「レゴ PlayStation」の一般販売を開始した。価格は27,980円で、全国のレゴストアや公式オンラインストアなどで入手できる。
初代プレイステーションを1911ピースで完全再現
同製品は、1994年に発売され、家庭用ゲーム市場に革命をもたらした初代プレイステーションの筐体デザインを徹底的に再現している。本体サイズは実物にほぼ等しく、グレーのボディに開口部や電源ボタン、コントローラーポートといった細部までレゴブロックで表現。完成時の寸法は約6×26×19cm(高さ×幅×奥行)で、手に取ると当時の記憶が鮮明によみがえる。
特筆すべきは、単なるディスプレイモデルにとどまらないインタラクティブな設計だ。レゴブロックで構成されたコントローラーを本体に接続する動作や、実際に押し込める「Open」「Power」各ボタンの搭載により、まるで実機を操作しているかのような没入感を提供する。1990年代のゲーム体験に思いをはせながら組み立てられる点が、コレクターやゲームファンの心をくすぐる。
“隠しコマンド”とも呼ぶべきジオラマギミック
本セットの最大の魅力は、本体上部を開いた際に現れるミニチュアジオラマにある。内部には1997年に発売された名作レーシングゲーム「グランツーリスモ」のコースと、1999年のアクションゲーム「サルゲッチュ」のワンシーンをブロックで構築できるパーツが同梱。象徴的な赤と青のサルのヘルメットも付属し、どちらの情景も選択して再現可能だ。
これらのジオラマは本体内部に収納したまま鑑賞できるほか、取り出して単独のディスプレイとして飾ることもできる。ユーザーの好みに応じてレイアウトを変更できる自由度の高さも、レゴならではの遊び心といえる。
レゴとソニーのコラボが紡ぐノスタルジー
「レゴ PlayStation」は、レゴグループが展開する「レゴ アイコンズ」シリーズの最新作だ。同シリーズは映画、自動車、建築など幅広いテーマを大人向けにブロック化しており、今回の初代プレイステーションはゲーム機市場への本格進出となる。ソニー・インタラクティブエンタテインメントとのライセンス提携により実現した本製品は、同社のゲーム史における象徴的なハードウェアを立体化した点で、業界内外から注目を集めている。
初代プレイステーションは、CD-ROMメディア採用やポリゴン処理能力の高さで、それまでのゲーム機の常識を覆した革命的存在。そのデザインをレゴブロックに落とし込んだ本商品は、単なる玩具を超え、ゲーム文化の遺産を後世に伝える役割も担っている。
販売チャネルと入手方法
一般販売は本日10月4日より開始された。主な取り扱い店舗は以下のとおり。
- レゴ公式オンラインストア
- 全国のレゴストア
- レゴ認定販売店ベネリック(楽天市場店を含む)
- レゴランド・ジャパン・リゾート
- レゴランド・ディスカバリー・センター東京
- レゴランド・ディスカバリー・センター大阪
店舗により在庫状況や取り扱いが異なるため、事前の確認が推奨される。製品番号は72306で、ピース数1,911個、価格27,980円(税込)だ。
「レゴ PlayStation」は、初代プレイステーションの発売から約30年の時を経て、レゴブロックという新たな形で当時の興奮を現代に蘇らせる。組み立てそのものがゲーム機の歴史を辿るトレジャーハントのような体験であり、完成後も内蔵ジオラマで遊び続けられる奥深い逸品。ゲームファンだけでなく、モノづくりの感動を求めるすべての大人におすすめしたい。