フロム・ソフトウェアは、アクションRPG『ELDEN RING』の集大成となるNintendo Switch 2用タイトル『ELDEN RING Tarnished Edition』を8月28日に発売する。同作は本編と大型DLC『SHADOW OF THE ERDTREE』をセットにした完全版であり、新たに防具や武器、霊馬の外見を変更できる要素が追加されている。さらに、素性も2種類新設され、序盤から新鮮な体験が可能だ。本稿では先行プレイの内容を基に、ネタバレを最小限に抑えつつ、本作の魅力を詳報する。
新素性「イデスの騎士」は軽大剣で立ち回りやすく、初心者にも扱いやすい設計
新たに追加された素性の一つが「イデスの騎士」だ。この素性は、大型DLCで登場した武器カテゴリ「軽大剣」に属する「イデスの剣」を初期装備として持ち、技量と信仰に優れたステータス構成となっている。軽大剣はモーションが速く、リーチも長いため、敵との距離を保ちながら隙を突く戦術が自然と行える。初心者や久しぶりに復帰するプレイヤーでも、序盤から有利に立ち回れる点が大きな魅力だ。デフォルトの戦技は「貫通突き」で、体勢崩しにも有効。戦技の付け替えも可能で、プレイスタイルに応じたカスタマイズが楽しめる。
防具も新規デザインのものが用意されており、ある程度の防御力を備えている。装備全体のバランスが良く、軽大剣の特性と組み合わせることで、攻守の切り替えがスムーズだ。既存の素性と比較しても、扱いやすさではトップクラスと言える。
「重装騎士」は圧倒的な防御力を持つが、初期状態では重ロリ仕様という硬派な素性
もう一つの新素性「重装騎士」は、その名の通り頑丈な防具で身を固めた重戦士タイプ。新武器の大曲剣「ヘビーシミター」を装備し、持久力と筋力が高めに設定されている。防具の防御力と強靭度は、失地騎士や宿将、夜騎兵の鎧と同等クラスであり、正面からの打ち合いに非常に強い。
しかし、この素性の特徴は、初期ステータスでは装備重量が超過し、回避行動が「重ロリ」(ローリングの速度と距離が低下した状態)になる点にある。軽快な立ち回りを重視するなら、胴体または手甲と足甲を外すなどの調整が必要だ。この仕様は、重量と防御のトレードオフを自らマネジメントする面白さを提供しており、『ELDEN RING』のシステムを深く理解しているプレイヤーほど楽しめるだろう。
Switch 2版のプレイフィールは据え置き機と同等。新要素は全ハードに配信
『ELDEN RING Tarnished Edition』のSwitch 2版は、PS5やXbox Series X|Sと遜色ないプレイフィールで動作する。携帯モードでのプレイも快適で、どこでも狭間の地を旅できる環境が整った。協力プレイを友達とリアルで行えば、怒号や歓声が飛び交う独特の盛り上がりが楽しめるだろう。
なお、今回追加された新コンテンツは「Tarnished Pack」(550円)として、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam版でも同日8月28日に発売される。既存ファンにとっては待望の新要素であり、すでに『ELDEN RING』を遊んでいるプレイヤーも、新鮮な気持ちで再び冒険に飛び込める機会となる。本稿で触れられなかった新要素も多数存在するため、ぜひ自身の手で確かめてほしい。
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