『落ちこぼれフルーツタルト』が、約10年にわたる連載に幕を下ろす。原作者・はまやんば霜の公式Xアカウントが7月28日、第9巻をもって完結することを発表した。
本作は、芳文社の『まんがタイムきららキャラット』にて2026年9月号(7月28日発売)をもって連載を終了。さらに、8月1日にはニコニコ漫画にて第123話となる最終話が配信された。そして、8月27日には第9巻が発売され、これをもってシリーズは完結する。
10年にわたる連載の歴史
『落ちこぼれフルーツタルト』は、2015年1月号から3月号にかけてゲスト連載としてスタート。その後、同年7月号から本格的に連載が開始され、約10年にわたって読者を楽しませてきた。単行本は2024年12月に第8巻が刊行されており、最終巻となる第9巻で完結を迎える。
アニメ化も果たした人気作
本作は2020年秋に、アニメ制作会社feel.によって全12話のテレビアニメ化も果たしている。アニメは日本での放送と同時にFunimationが字幕版を配信し、2021年10月には英語吹き替え版も公開された。
『落ちこぼれフルーツタルト』とは?
アイドルグループ「フルーツタルト」のメンバーとして、新人の井乃桜、元子役の関野ロコ、落ちこぼれミュージシャンの貫井はゆ、モデルの前原仁菜の4人が、寮「マウスハウス」で共同生活を始める。しかし、彼女たちを待っていたのは1億円もの借金という過酷な現実。借金返済のために奮闘する落ちこぼれアイドルたちの成長と絆を描いた、日常系アイドルストーリーだ。
なぜ今、完結なのか
連載開始から約10年。アイドルものというジャンルの中で、本作は「落ちこぼれ」というユニークな切り口で多くのファンを獲得してきた。アニメ化による人気の高まりもあり、長期連載を支えてきたが、作者であるはまやんば霜が新たなステージへと進む決断をしたものとみられる。物語としては、第9巻で完結する形となり、ファンにとっては寂しさもあるが、作者の今後の活動にも期待が集まる。
今後の展開とファンへの影響
最終巻となる第9巻は8月27日に発売。これまで連載を追いかけてきた読者はもちろん、アニメをきっかけに本作を知ったファンにも、ぜひ手に取ってほしい一冊だ。また、完結後も電子書籍での配信は続くため、未読の方はこの機会にシリーズ全体を読み返すのも良いだろう。
約10年にわたって愛されてきた『落ちこぼれフルーツタルト』。その完結は、一つの時代の終わりを感じさせるが、作品が残した足跡は決して色あせることはない。