アニメ『ぐらんぶる』の第4期制作が正式に決定した。第3期の放送が終了した2026年6月に公式サイトおよび公式X(旧Twitter)にて発表され、あわせて第4期の制作を告げる記念ビジュアルも公開されている。
「ぐらんぶる」第4期制作決定、第3期最終話にて発表
テレビアニメ『ぐらんぶる』は、第3期の最終話となる第12話の放送終了後、公式サイトにて第4期の制作決定を発表した。発表と同時に公開されたビジュアルには、物語の中心となるメインキャラクターたちが描かれており、続編への期待を高めている。
原作は、井上堅二氏(原作)と吉岡公威氏(作画)による同名人気コミック。2014年4月より講談社の「good! Afternoon」にて連載が開始され、現在も連載中だ。2026年4月7日には単行本の最新26巻が発売されており、続く27巻が10月7日に発売予定となっている。シリーズ累計発行部数は1,100万部を突破しており、男子大学生たちのキャンパスライフを描いた”全裸系青春コメディ”として絶大な支持を集めてきた。
制作会社と放送史、これまでのシーズンをおさらい
アニメシリーズの歴史を振り返ると、まず2018年夏に第1期が放送された。制作を手がけたのは、アニメーション制作会社のZERO-Gだ。2025年夏には第2期が放送され、そして直近の2026年7月7日からは、ZERO-GとSaber Worksの共同制作により第3期が放送開始となった。
第3期の放送開始からわずか数か月で第4期の制作が発表された背景には、同作の根強い人気と、続編を見据えた制作体制の確立があるとみられる。第1期から一貫してプロデュース体制を維持している点も、クオリティの高さを支える要因だ。
配信状況:第1期はAmazon Prime Video、第2期・第3期はCrunchyrollで世界同時配信
これまでの配信状況についても整理しておきたい。第1期はAmazon Prime Videoにて独占配信が行われた。一方、第2期と第3期はCrunchyrollにて、日本語字幕に加え複数言語の字幕に対応した形で、日本を含む全世界に向けてシミュラキャスト配信(同時配信)が実施された。
これにより、日本のアニメファンはもちろん、海外のファンもリアルタイムで最新話を楽しめる環境が整っている。特に、ギャグマンガとしてのテンポの良さが魅力である本作にとって、言語の壁を越えた同時展開は、シリーズ全体の盛り上がりに大きく寄与していると言えるだろう。
原作とアニメの現在地:累計1,100万部突破とライブアクション映画化の実績
『ぐらんぶる』の持つ市場での存在感は、アニメだけにとどまらない。2020年8月にはワーナー・ブラザース日本による実写映画が日本で公開され、興行収入は4億5200万円(約310万米ドル)を記録している。
一方、原作漫画の英語版は、Kodansha USAが2017年11月にライセンスを取得。2026年8月18日には24巻が発売されており、北米市場においても継続的に展開されている。日米両市場でのメディアミックスが活発に行われている点が、本作のブランド力の高さを物語っている。
実写版『ぐらんぶる』の興行収入とメディアミックス戦略
実写映画は、2020年の公開当時における新型コロナウイルス感染症の影響もあり、異例の公開状況下での興行収入となったが、それでもなお4億5200万円という数字を残している。これは、単なる一部のファン層を超えた認知度の高さを示す結果だ。
こうしたメディアミックス戦略の成功が、アニメシリーズの継続的な制作につながっているのは明らかである。特に、ギャグとキャラクター性の強い原作の特性を理解し、映像化のたびに作り込まれてきたことが、シリーズ全体のクオリティ維持につながっている。
『ぐらんぶる』第4期に寄せられる期待と今後の展望
第4期の制作決定により、アニメシリーズはこれで第4シーズンを迎えることになる。原作はまだ連載が継続中であり、アニメオリジナルの展開ではなく、原作のストーリーを丁寧に追っていく形での映像化が続くものとみられる。
アニメと原作の連動は、2018年の第1期から強い連帯感を持って行われてきた。第4期についても、原作の持つテンポのよいギャグと、シリアスなシーンでの緩急をどう映像で表現するかが、改めて注目されるところだ。
続報は、公式サイトおよび公式X(@gb_anime)にて随時発表されるとみられる。放送時期やスタッフ・キャストの続投情報など、今後の詳細な発表を待ちたい。