ポモドーロタイマー×放置RPG『PomoIdle Arena』Steamストア公開

ポモドーロタイマーで作業した時間を資源に変え、コマンド収集や対戦を楽しめる異色の放置RPGがSteamに登場。

投稿者 central
ポモドーロタイマーと放置RPGを融合した『PomoIdle Arena』のSteamストアページ公開。
ハイライト
  • ポモドーロタイマー稼働中は資源が通常の2倍の速度で蓄積される。
  • コマンドはレアリティや特性がランダムで、ハクスラ要素を楽しめる。
  • オンライン対戦でレートを競い、ランキングに名前を掲載できる。

個人デベロッパーのGasaiGamesは9月4日、作業用ツール兼ゲーム『PomoIdle Arena』のSteamストアページを公開した。PC(Steam)向けに配信予定で、現在はブラウザ版が無料でプレイ可能だ。ポモドーロタイマーに放置ゲームや育成RPG、コマンドバトルといった要素を組み合わせた異色のタイトルであり、仕事や勉強の時間をゲーム内資源に変換する仕組みが注目を集めている。

作業時間を資源に変換するゲームデザイン

本作の最大の特徴は、タイマーを動かして作業に取り組む時間そのものがゲームの進行に直結する点だ。ポモドーロタイマー稼働中は資源が通常の2倍の速度で蓄積され、放置中にもゆっくりと増加する。設定したセッションを完走すると、ガチャに使用できる「チケット」も獲得可能。作業内容は「勉強」「執筆」「プログラム」「ゲーム制作」「絵描き」などのカテゴリから選択でき、集中時間はカテゴリごとに自動集計される。記録画面では今日や週単位、月単位、年単位での内訳を確認でき、過去の履歴も振り返ることができる。

作業時間や休憩時間、セッション数は自由に設定できるほか、「軽い作業」「標準作業」「集中作業」「没頭作業」といったプリセットも用意。たとえば「標準作業」では25分の集中と5分の休憩を4セッション繰り返す構成だ。これにより、ユーザーは自らのワークスタイルに合わせた形でゲームを進行させられる。

ランダム性能のコマンドとハクスラ要素

集めた資源やチケットは、戦闘で使用する「コマンド」の獲得に利用する。コマンドには物理や魔法、回復など8種類のベースが存在し、それぞれにさまざまな特性が組み合わされる。引くたびに性能が変化する仕組みで、同じ種類でも威力や消費SP、クールダウン、命中率などが異なるコマンドを入手できる。レアリティやステータスボーナスも設定されており、攻撃時に出血を与えるものなど、特性は多岐にわたる。

また、狙った組み合わせをあらかじめ登録できる「天井システム」も搭載。ランダムな性能のコマンドを集めつつ、目当ての一本を狙っていくハクスラ要素が盛り込まれている。コマンドにはオリジナルの名称となる「銘」を付けられるほか、16×16サイズのカスタムアイコンも設定可能で、作成した名称やアイコンは対戦相手の画面にも表示される。

キャラクター育成とオンライン対戦

手に入れたコマンドはキャラクターに装備し、最大4人のパーティを編成する。キャラクターはレベルアップや転生、装備によって育成可能で、レベルアップ時には複数の成長候補からHPや攻撃力、魔力、命中率などを選択して伸ばしていく。顔グラフィックにはドット絵エディタが用意されており、ペンや塗りつぶしを使って自由に編集可能。用意されたテンプレートから選択することもできる。

育てたパーティはNPC戦だけでなく、ほかのプレイヤーとのオンライン対戦にも投入できる。戦闘は全自動のコマンドバトルで、キャラクターたちはあらかじめ設定されたコマンドを使って戦う。トレイラーでは、斬撃や魔弾といった攻撃に加え、出血やシールド、各種強化/弱体化などが入り乱れる4対4の戦闘が確認できる。オンライン対戦に勝利するとレートが上昇し、ランキングに名前が掲載されるほか、対戦履歴やリプレイ機能も用意されている。

開発背景と今後の展開

開発を手がけるGasaiGamesは、ゲーム開発者のがさい氏による個人デベロッパーだ。同氏はこれまでに、基本プレイ無料のカードバトルゲーム『MONSTER CARDS』を開発。同作は自分で描いたオリジナルカードを使ってデッキを作り、最大8人で対戦できる作品で、2022年8月よりSteamにて早期アクセス配信中。Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で756件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

『PomoIdle Arena』はもともと7月17日にブラウザ向けとして公開され、現在も無料でプレイ可能だ。その後もアップデートが続けられ、9月4日にSteamストアページが公開された。仕事や勉強に取り組んだ時間を資源へ変え、コマンド収集や育成、対戦を楽しめる本作。気になるユーザーは、ウィッシュリストに登録して続報を待つのがよいだろう。

この記事をシェア