HOARDER、2027年にPS5/Xbox Series/PC向け発売決定

『Darkwood』共同クリエイターが手がける新作サイコロジカルホラーゲームが2027年に発売決定。

投稿者 central
掃除シミュレーターから異形の地下世界へと変貌する恐怖体験。
ハイライト
  • 本作は掃除シミュレーターから始まり、地下階段を発見するとサイコロジカルホラーへと変貌する。
  • プレイヤーは潜水艇を操縦し、海底を調査して回収した物体を基地のアップグレードに利用する。
  • テーマは「所有すること」と「支配すること」の危険性であり、『Darkwood』のDNAを継承している。

ポーランドのパブリッシャーAwaken RealmsとデベロッパーByzelは、サイコロジカルホラーゲーム『HOARDER』を、2027年にPlayStation 5、Xbox Series、PC(Steama)向けにリリースすることを発表した。本作は、傑作ホラー『Darkwood』の共同クリエイターが率いるチームによる新たな恐怖体験として注目を集めている。

掃除シミュレーターから始まる、異形の地下世界への旅

『HOARDER』の第一印象は、一見すると平凡な「掃除シミュレーター」だ。プレイヤーは、ゴミ屋敷と化した夫婦の家を片付けていくことから物語が始まる。家の中を整理し、掃除を進めるうちに、かつての住人たちの生活の断片や、彼らに何が起こったのかを示す手がかりが徐々に明らかになっていく。

しかし、このゲームの真髄はその先にある。掃除で得た資金で「夢のバカンスチケット」を購入すれば、そこでゲームを終えることも可能だ。だが、もしプレイヤーがさらなる好奇心を抱き、深く掘り下げようとすれば、異常とも言える規模の地下階段を発見することになる。

日常が崩壊する瞬間――ゲームメカニクスの変容

地下階段を降りる決断をした瞬間、これまで築かれてきたゲームのルールは根本から覆される。クエストの説明文やマーカーは破損し、掃除シミュレーターとして機能していた慣れ親しんだメカニクスは消失する。プレイヤーは、それまでとはまったく対照的な環境へと放り込まれるのだ。

階段の最下部に広がるのは、謎の研究施設。ここからが『HOARDER』の本編と言える。昼夜のサイクルが導入され、この施設こそがプレイヤーの新たな拠点となる。日中は施設の探索に費やし、時間の経過や自身の行動によって変化していく環境に対応しながら、夜間は深海へと潜る。プレイヤーは潜水艇を操縦し、LiDARスキャナーを用いて海底を調査。回収した奇妙な物体は、基地での salvage(解体材)として活用され、新たな施設の解放や既存設備のアップグレード、そして物語の進行に利用される。

「収集」と「支配」がもたらす心理的悪夢

本作のテーマは「所有すること」と「支配すること」の危険性だ。「ため込むことは所有することであり、所有することは支配することだ。真実を支配することなど、あなたにできるのだろうか?」という公式メッセージが示す通り、プレイヤーは単なる掃除ではなく、表面的な日常の下に隠された恐ろしい真実と向き合うことになる。

『Darkwood』のDNAを継承する本作は、ジャンルを単一に固定しないアドベンチャーゲームとして設計されている。開始時点では雰囲気重視の掃除シミュレーターでありながら、探索が進むにつれてサイコロジカルホラーへと変貌を遂げていく。このジャンル横断的なアプローチは、既存のホラーファンのみならず、深いストーリー体験を求める幅広いゲーマーにとって魅力となるだろう。

リリースは2027年を予定。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series、PC(Steam)となっている。日常と非日常の境界線を曖昧にする本作が、どのようなトラウマをプレイヤーに残すのか。今後の続報が待たれる。

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