tobspr Gamesは2026年9月7日、工場建設パズルゲーム『puzzlez – a shapez game』を正式に発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2027年の配信が予定されている。
本作は、同スタジオが手がける人気自動化工場建設シミュレーション『shapez』シリーズのスピンオフに位置づけられる。従来の広大な工場建設の要素をコンパクトに凝縮し、純粋なパズルゲームとして再構築した点が最大の特徴だ。生産ラインをモチーフにした3Dパズルとなっており、プレイヤーは段階的に仕組みを学びながら、最終的には複数階層にまたがる工場の建設に挑むことになる。
収録内容とゲームプレイの詳細
『puzzlez』には、シンプルなものから高度な思考を要するものまで、75種類以上のパズルが収録される。パズルの基本構造は『shapez 2』の自動化工場建設をベースにしており、図形をベルトコンベアで搬送し、加工や組み合わせを行う工場設備を通じて目的の製品を完成させる流れだ。ただし、本作では広大な敷地を活用するのではなく、限られたスペース内でいかに目標を達成するかが問われる。
また、『shapez 2』で初登場した液剤要素も導入される。これにより、図形への塗装工程をパズルに組み込む課題が用意されていると見られる。パズルの解法は一つに限定されておらず、プレイヤーの創意工夫が求められる設計だ。効率性の追求よりも、自身のアイデアを活かした生産ラインの構築が重視される。さらに、自身の過去のプレイと他のプレイヤーのアプローチを比較できる機能も搭載される。
パズルエディターとコミュニティ機能
本作には、オリジナルの自動化工場建設パズルを制作・共有できる機能が標準で搭載される。注目すべきは、パズルエディターに開発者が実際に使用したツールと同じものが提供される点だ。これにより、プレイヤーは本格的なパズル制作を楽しめる。加えて、コミュニティが作成したパズルを開発元が定期的に公式配信する機能も用意される。これにより、リリース後も継続的に新たなパズルを楽しめる仕組みが整えられている。
開発の経緯と背景
開発元tobspr Gamesの設立者Tobias Springer氏によれば、本作はもともと『shapez 2』向けのDLCとして企画されていたという。前作『shapez』でも「Puzzle DLC」という類似コンテンツがリリースされており、その流れを受けていた。しかし、単独で楽しめるコンテンツのために『shapez 2』本編の購入を必須とするのは適切ではないと判断。結果的に単体のゲームとして方針転換した。この判断により、制作上の自由度が大幅に高まり、今後は独立したシリーズとして育てていく意向が示されている。
原作の『shapez』および『shapez 2』は、ともにSteamユーザーレビューで「圧倒的に好評」を獲得。累計販売本数は200万本以上に達する人気シリーズだ。『shapez 2』は2026年4月に正式リリースされたばかりであり、新たな展開として注目を集めている。
『puzzlez – a shapez game』はPC(Steam)向けに2027年配信予定。今後の続報が待たれる。