スマホで本格的な『モンスターハンター』体験がついに実現する。オープンワールドサバイバルハンティングゲーム『Monster Hunter Outlanders』の配信日が、10月29日(iOS/Android)に正式決定した。基本プレイ無料のF2Pモデルで、全世界のスマホユーザーに新たな狩猟のフィールドを提供する。
配信日と対応プラットフォーム、中国本土は2027年
本作は、Tencent傘下のTiMi Studio Groupが開発を担当し、Capcomがライセンスおよび監修を行う。日本を含むグローバル市場では10月29日に、App StoreとGoogle Playの双方でサービスが開始される。
一方、中国本土に限っては2027年の配信予定だ。海外先行のローンチ戦略を採っており、現地の規制対応やローカライズ、独自の運営体制を整える時間を確保した格好となる。
『Monster Hunter Outlanders』とは——オーソランドを舞台にした新たな狩猟
『Monster Hunter Outlanders』は、Capcom公式ライセンスのもとTiMi Studio Groupが開発する、スマホ向けの探索ハンティングアクションだ。シリーズの象徴である武器種と狩猟体験を忠実に再現しつつ、新世界「オーソランド(Aesoland)」にオリジナルのハンターたち、バディ、専用の新モンスターを配する。
モバイル向けに最適化された操作系と設計思想により、起動してすぐに狩りへ飛び込めるのが特徴。広大なフィールドを縦横無尽に駆け回りながら、モンスターの痕跡を追う探索の楽しみも存分に味わえる。
初期実装7武器種とハンティングの要
武器は大剣、太刀、双剣、ハンマー、ランス、重弩、弓の7種が初期実装される。各武器は、本作オリジナルのキャラクターである「ハンター(Adventurers)」と組み合わせることで、独自のアクションを展開する。シリーズの核となる狩猟体験を維持しながら、新たな追撃技(Follow-up Moves)も解放される仕組みだ。
7種以外の武器種は、今後のアップデートで順次追加されることがアナウンスされている。サービス開始後のコンテンツ拡充も視野に入れた構成だといえる。
古龍「ルガー・アイダル」と光輝種の脅威
本作の目玉モンスターとなるのが、眩い光に包まれた古龍「ルガー・アイダル(Ruger Aidal)」だ。灼熱の太陽が降り立つかのようなその姿は、まさに壮観の一言。加えて、環境の変化に応じて姿を変えるという「光輝種(Radiant Species)」という新たなモンスター分類も、本作限定の要素として導入される。
光輝種は、ハンターが探索するエリアの環境と密接に関係しており、状況に応じて異なるアクションや戦略が求められるという。
ワンタップで4人パーティ、個性豊かなバディも登場
狩猟はソロでフィールドを探索することも可能だ。だが、ワンタップでフレンドを集め、最大4人のパーティで大型モンスターに挑めるのが本作の強み。時間や場所を選ばず、仲間と声を掛け合いながらの共同狩猟は、モバイルゲームならではの手軽さを活かした設計になっている。
また、冒険のパートナーとなるバディには、シリーズおなじみのパリコ(Palico)に加え、ルタコ(Rutaco)、トリラン(Trillan)という個性豊かな2匹が新登場。それぞれが独自のイベントやハプニングを発生させ、狩りの合間にも楽しみを与えてくれる。
配信日決定にあわせて、両プロデューサーがコメント
今回の発表に合わせ、TiMi Studio GroupのプロデューサーDong Huang氏と、Capcom『モンスターハンター』シリーズプロデューサーの辻本良三氏による特別メッセージが公開された。
両氏のメッセージは英語、日本語、韓国語の3言語でそれぞれ収録されており、公式YouTubeチャンネルaaで視聴できる。Huang氏からは配信日決定の公式発表、辻本氏からはシリーズファンへのスペシャルメッセージという位置づけだ。
スマホ市場の新たな主役になるか——今後の注目ポイント
家庭用ゲーム機で絶大な支持を集めてきた『モンスターハンター』シリーズが、スマホ向けオープンワールドに本格進出するのは今回が初めて。TiMi Studio Groupは、『Call of Duty Mobile』や『Pokémon UNITE』などで培ったモバイル開発のノウハウを持つだけに、品質への期待は高い。
基本プレイ無料という手軽さが、シリーズに触れたことのない新規層を取り込むのか。それとも既存ファンの「本格狩猟体験」への要求にどこまで応えられるのか。10月29日の配信開始とともに、その答えが明らかになりそうだ。