僕の心のヤバイやつ、9月15日完結 8年半の連載に幕

桜井のりお氏の青春ラブコメ『僕の心のヤバイやつ』が9月15日をもつて約8年半の連載を終え、最終話を迎える。

投稿者 central

桜井のりお氏による大人気青春ラブコメディ漫画『僕の心のヤバイやつ』(通称:僕ヤバ)が、9月15日をもって約8年半にわたる連載に終止符を打つことが決定した。最終話が秋田書店の『チャンピオンクロス』にて10時00分に公開され、物語は完結を迎える。

本作の連載開始は2018年3月。陰キャで妄想癖のある中学生・市川京太郎と、クラスの人気者であるヒロイン・山田杏奈の恋模様を描いた本作は、その繊細かつリアルな心理描写と、じれったくも愛おしい二人の距離感が多くの読者の共感を呼び、日本のみならず全世界で熱狂的なファンを獲得してきた。

最終14巻で完結、8年半の歴史に幕

既報の通り、本作は現在のシーズンで物語を終えることがアナウンスされており、今回の発表で正式に連載終了日が確定した形となる。最終話が掲載される『チャンピオンクロス』9月15日配信分をもって、第144話(推定)でグランドフィナーレを迎える見通しだ。

また、最終14巻となるコミックスも刊行が決定しており、こちらは連載完結後に発売を予定。出版社は「京太郎と山田の卒業を、一緒に祝っていただきたい」と呼びかけており、長年にわたって二人の成長を見守ってきたファンにとって、感無量のラストとなることは間違いない。

アニメはシリーズ累計で異例の成功を収める

『僕の心のヤバイやつ』は漫画のヒットに留まらず、アニメ化でも記録的な成功を収めた。第1期は2023年春に全12話で放送され、第2期は2024年冬に全13話で放送。第2期に至っては、あるアニメランキングで歴代初となる全話完全制覇(全エピソードで1位獲得)という驚異的な記録を打ち立てた。

さらに、第2期は「2024年アニメオブザイヤー」をはじめとする数々の年間アニメ賞を獲得。同年度において、最も評価されたテレビアニメ作品としてその名を刻んでいる。

第3期は2027年放送予定、ノベライズも発売中

アニメの続編もすでに決定しており、第3期は2027年に放送開始が予定されている。原作が完結したことで、アニメ第3期では物語の核心部分がどのように描かれるのか、注目が集まる。

さらに、2025年9月25日には、本作初となる公式ノベライズが発売された。本書は4つの短編で構成されており、なんと本編から10年後の京太郎と山田の姿が描かれている。原作完結と合わせて、ファンにとっては“その後”の二人の関係を確認できる貴重な作品と言えるだろう。

北米展開も好調、日本のラブコメが世界を席巻

海外展開も活発で、北米ではSeven Seas Entertainmentが漫画の英訳版をリリースし、アニメはHIDIVEが配信を手がけている。日本の思春期を描いた等身大のラブコメディが、文化の壁を越えて多くのユーザーに受け入れられている点は、業界としても特筆すべき現象だ。

本筋は「歪んだ殺意を持つ少年」といういわくつきの設定から始まるが、物語が進むにつれて純粋な恋愛模様へとシフトし、多くの読者の心を掴んできた。今後のアニメ第3期や関連メディア展開に、ますます期待が高まる。

『僕の心のヤバイやつ』は、日本のラブコメ漫画史に残る金字塔として、その名を刻みながら連載を終える。9月15日、その最終話を多くのファンが見届けることになるだろう。

Source: 公式X(@HIDIVEofficial)
©Norio Sakurai(AKITASHOTEN)/The Dangers in My Heart Committee

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