スクウェア・エニックスは、2026年9月17日から21日にかけて千葉・幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026(TGS2026)の出展タイトルとブースコンテンツを正式に発表した。同社ブースでは、『ドラゴンクエスト』シリーズと『ファイナルファンタジー』シリーズの新作を中心に、待望のリメイクタイトルやモバイル向け新規IP、さらには『キングダム ハーツ』シリーズの最新情報まで、幅広いラインアップが来場者を迎える。
出展タイトル一覧:FFとドラクエ、二大看板シリーズが集結
今回スクウェア・エニックスが出展を予定しているタイトルは、家庭用ゲーム機からスマートフォン向けまで多岐にわたる。特に注目すべきは、長らく続報が待たれていた『ドラゴンクエストVII リイマジンド』と、完全新作として発表された『ファイナルファンタジーVII リベレーション』の2本だ。以下、主要な出展タイトルをプラットフォーム別に整理する。
ドラゴンクエストシリーズ:リメイクと新作がブースを彩る
『ドラゴンクエストVII リイマジンド』(PS5 / Xbox Series / Switch 2 / Switch / PC)は、ファミリーパークゾーンにて冒頭からの試遊が可能。クラシックなRPG体験を現代のグラフィックとシステムで再構築した本作は、TGS2026最大の注目タイトルの一つだ。また、『ドラゴンクエストXI S 過ぎ去りし時を求めて – Definitive Edition』のSwitch 2向けバージョンも展示される。さらに、新たなモンスター育成RPGとして『ドラゴンクエストモンスターズ しぼみゆく世界』(PS5 / Xbox Series / Switch 2 / Switch / PC)が出展。こちらでは、謎のクリーチャー「ふわふわ」との記念撮影ができる「ふわふわミート&グリート」イベントを実施し、参加者にはオリジナルステッカーが配布される。モバイルでは、PvPvE対戦アクションの『ドラゴンクエスト スマッシュ/グロウ』(iOS / Android)が初お目見えする。
ファイナルファンタジーシリーズ:『VII リベレーション』の試遊とフォトスポット
最もホットなトピックは『ファイナルファンタジーVII リベレーション』(PS5 / Xbox Series / Switch 2 / PC)だ。本作はスクウェア・エニックスブース内で特定区間をプレイできる試遊デモを用意。さらに、過去作との連動を感じさせるフォトスポットも設置される。『FINAL FANTASY VII REMAKE』ではバスターソードを手に警備兵器スコーピオンと対峙するシーン、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』では忘らるる都でセフィロスが降臨するシーン、そして『リベレーション』ではハーディ=デイトナにまたがりダイヤウェポンに挑むシーンが再現される。また、同ブースでは『FINAL FANTASY XIV: EVERCOLD』(PS5 / Xbox Series / Switch 2 / PS4 / PC)も出展。モーグリとアルファのキャラクターグリーティングが実施される。一般入場日に限り、『FFVII リベレーション』とのコラボレーションバッグも配布されるという。
その他の注目タイトル:キングダム ハーツと新規IP
家庭用ゲーム機向けでは、『キングダム ハーツ コレクション [I 〜 III]』(PS5 / Xbox Series / Switch 2 / PC)と、シリーズ最新作の『キングダム ハーツ IV』(PS5 / Xbox Series / Switch 2 / PC)が並ぶ。コレクション版は過去作を一挙に収録した決定版であり、『IV』の新たなゲームプレイやストーリーの一端が明かされる可能性が高い。また、完全新規IPとして『ファイナルファンタジー レゾナンス』(PS5 / Xbox Series / Switch 2 / Switch / PC)が出展。ブース内にはパネルピクセルアートが設置され、来場者はパンフレットとパネル上のイラストを見比べて相違点を探すオンラインキャンペーンに参加できる。スマートフォン向けには、『FF』シリーズのキャラクターが集結する対戦アクション『ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー』(iOS / Android)もラインナップされている。
TGS2026のスクエニブース:試遊に加えフォトスポットやグッズ配布も充実
スクウェア・エニックスは毎年、東京ゲームショウにおいて大規模なブースを展開し、試遊だけでなくフォトスポットや来場者参加型イベントを多数用意するのが恒例だ。今年は特に『ドラゴンクエストVII リイマジンド』と『ファイナルファンタジーVII リベレーション』の2タイトルがブースの中心となり、それぞれに専用の試遊台とフォトスポットが割り当てられる見込み。また、『ドラゴンクエストモンスターズ しぼみゆく世界』の「ふわふわ」グッズや、『FFXIV: EVERCOLD』コラボバッグなど、限定ノベルティの存在も来場者の関心を集めそうだ。
試遊デモで確認すべきポイント
『ドラゴンクエストVII リイマジンド』の試遊はファミリーパークゾーンで実施され、ゲーム冒頭からの体験が可能。リメイク版ならではのグラフィック品質や、オーケストラ風BGMの進化、戦闘システムの変更点などを実際に確かめる絶好の機会となる。一方、『ファイナルファンタジーVII リベレーション』の試遊はブース内の専用エリアで実施。『REMAKE』と『REBIRTH』の物語を継承しつつ、新たな戦闘メカニクスや探索要素がどのように導入されているのか、短い区間ながらもその品質を体感できる。
スクエニ、TGS2026で見せる新たなブランド戦略
今回のラインアップを俯瞰すると、スクウェア・エニックスがマルチプラットフォーム戦略をさらに強化していることが明確だ。かつては特定プラットフォーム向けに集中していた同社だが、『ドラゴンクエストVII リイマジンド』や『ファイナルファンタジーVII リベレーション』がPS5、Xbox Series、Switch 2、PCと幅広いハードで展開される点は、市場の変化を如実に反映している。特にSwitch 2のローンチタイトルとして同時期に複数タイトルを投入する姿勢は、任天堂の次世代機に対する同社の期待値の高さを示していると言える。
さらに、モバイル市場においても『ディシディア デュエルム』や『ドラゴンクエスト スマッシュ/グロウ』といった新規IPを積極的に投入。家庭用ゲームとモバイルゲームの両軸で収益源を多様化する戦略が、TGS2026のブースコンテンツからも透けて見える。来場者は単に新作を試遊するだけでなく、スクウェア・エニックスが今後5年、10年を見据えて描くブランドポートフォリオの一端に触れることができるだろう。