全世界で200万本以上を売り上げた人気シティビルダー『Against the Storm』が、協力型の重量級ユーロゲームとしてボードゲーム化される。開発を担当するのは『Anachrony』『Voidfall』で知られるMindclash Gamesで、クラウドファンディングは2027年5月にGamefoundで開始される予定だ。プロジェクトページはすでに公開され、フォローの受付が行われている。
発表を行ったのは、原作を手がけるEremite Gamesだ。2026年9月22日付けで『Against the Storm: The Board Game』の詳細が公開され、原作ではおなじみのトレーラーもあわせて披露されている。ローグライト要素を取り入れた都市建設ゲームとして人気を集めてきたタイトルだけに、ボードゲーム版の発表は大きな注目を集めそうだ。
『Anachrony』のMindclash Gamesが開発、選出理由は原作への理解
本作の開発を担うMindclash Gamesは、時間旅行をテーマにした戦略ゲーム『Anachrony』や、銀河規模の紛争を描く『Voidfall』など、歯応えのある重量級ゲームを送り出してきたスタジオだ。Eremite Gamesは複数の制作チームと協議したうえで、原作への理解やゲームデザインへの姿勢を評価し、同社を開発パートナーに選んだと説明している。
『Against the Storm: The Board Game』とは?
『Against the Storm: The Board Game』とは、人気シティビルダー『Against the Storm』の協力型重量級ユーロゲーム版。2027年5月にGamefoundでクラウドファンディング開始予定だ。プレイヤーは文明の辺境に集落を築き、探索や資源管理を進めながら、絶えず脅威となる「Blightstorm」に立ち向かう。
| ゲーム形式 | 協力型重量級ユーロゲーム |
|---|---|
| プレイ人数 | 1〜4人 |
| プレイ時間 | 90〜180分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| 開発 | Mindclash Games |
| クラウドファンディング | Gamefound/2027年5月開始予定 |
勝利条件は「Reputation」の蓄積、敗北を招く「Queen’s Impatience」
ゲームの目的は、女王からの依頼を達成したり、住民の満足度を高めたりしながら「Reputation」(名声)を蓄積し、必要量へ到達することだ。一方で「Queen’s Impatience」(女王の怒り)もゲーム中じわじわと上昇していき、こちらが限界に達すると敗北となる。限られた時間のなかで、いかに効率よく集落を成長させてReputationを稼ぐかが、ゲームの軸になる。
登場する種族は、人間、ビーバー、リザード、ハーピー、フォックス、フロッグ、バットの7種族。それぞれ異なる能力や得点条件を持っており、集落は全員で共有しつつ、各種族の得意分野を生かした役割分担が求められる設計だ。
原作再現の季節サイクルとAgendaカード
原作と同様に「雨季」「乾季」「嵐」の季節サイクルが存在し、各プレイヤーは「Agendaカード」を使ってさまざまなアクションを実行していく。各種族の得点条件が異なるため、互いの不足を補い合いながら動くチームワークが重要になりそうだ。
ローグライト要素を再現、進行を引き継ぐキャンペーンモードも
原作の魅力であるローグライト要素も再現される。セットアップがゲームごとに変化するほか、ドラフトや探索によって異なる状況への対応が求められる。さらに、通常の単発プレイとは別に、進行状況を引き継ぐキャンペーンモードも用意される見込みだ。
日本語対応は国内の反響次第、今後の続報に注目
現時点では、支援価格や各プランの内容、送料、対応言語、日本への配送条件などは発表されていない。原作パブリッシャーのHooded HorseはX(旧Twitter)の日本語アカウントで「国内からの反響次第で日本語対応が検討される予定」とアナウンスしており、気になる人は同アカウントをフォローしておくのが良さそうだ。
販売本数200万本を超える人気作のボードゲーム化は、原作ファンにとって見逃せないニュースだ。協力型の重量級ゲームとして再設計される本作が、どのような体験を生み出すのか。2027年5月のクラウドファンディング開始に向け、今後の続報が注目される。