『光るが死んだ夏』、Cypicによる夏の新イラスト公開

TVアニメ『光るが死んだ夏』より、Cypicが手掛けた爽やかで緊張感あふれる夏のシーズナルイラストが公開された。

投稿者 central
Cypic制作による夏の新ビジュアル公開
ハイライト
  • 新イラストは光るとよしきが釣りを楽しむ夏の情景を描いている。
  • アニメはNetflixとABEMAで1位を獲得した2025年の大ヒット作品。
  • シーズン2の制作が早くも決定し、今後の展開に注目が集まる。

TVアニメ『光るが死んだ夏』より、アニメーション制作を手掛けるスタジオCypic(旧CygamesPictures)による新しい夏のシーズナルイラストが公開された。爽やかな夏の情景の中、光る(ヒカル)とよしき(ヨシキ)が釣りを楽しむ姿が描かれた本ビジュアルは、物語の持つノスタルジックな空気感と、背筋を凍らせる原作の持つ緊張感を見事に調和させた一枚となっている。

光るとよしきが釣り糸を垂れる夏のひととき——Cypic制作の新ビジュアル公開

公開されたイラストでは、穏やかな水面と青々とした草木を背景に、2人が並んで釣りを楽しむ姿が切り取られている。夕暮れに差し掛かるような柔らかな日差しと、どこか物憂げな表情を浮かべる2人の対比が、本作の持つ「夏の一瞬の美しさ」と「終わりへの予感」を象徴しているようだ。本イラストの制作クレジットには、キーアニメーターとして村田駿氏、仕上げに河内夏美氏と羽田若菜氏、色彩監修に永井彩花氏、背景美術に岡部澪緒氏、特殊効果に山田香菜子氏の名前が並ぶ。制作はCypic Rights Illustration Departmentが担当している。

アニメ『光るが死んだ夏』とは

同作は、著・モクモクレンによる漫画を原作とし、2025年7月5日に放送を開始した。制作はサイバーエージェントとKADOKAWAが共同で手がけ、アニメーションはCypicが担当。Netflixが全世界に向けて配信を行っている。

物語は、ある夏の日に光るという少年が死に、その体の中に何かが入り込んだことから始まる。親友であるよしきは、その異変に気づきながらも、かつての光るの面影を持つ「それ」とともに夏を過ごすという、ヒューマンドラマでありながらホラーの要素も併せ持つ独創的な作品だ。

NetflixとABEMAで1位を獲得、2025年の大ヒット作品に

放送開始後、本作はNetflix JapanのデイリーランキングとABEMAのアニメランキングの両方で1位を獲得。国内外で大きな注目を集めた。さらに、当メディアが主催する「2025年アニメ・オブ・ザ・イヤー」の年間ランキングでは、見事2位に輝いた。優勝した『タコピーの原罪』との差はわずか0.09%という僅差であり、その評価の高さがうかがえる。また、同ランキング内の「ベストカップル&ベストシップ部門」では、光るとよしきのコンビが1位に選出されている。

原作の人気と受賞歴——「このマンガがすごい!」1位の実力

原作漫画は2021年8月よりKADOKAWAのWebマンガサイト「ヤングエースUP」にて連載がスタート。2025年12月時点で単行本は8巻まで刊行されている。そのクオリティは早くから業界内で認められており、宝島社が刊行する「このマンガがすごい!2023」ではオトコ編の第1位を獲得。第16回マンガ大賞にもノミネートされるなど、批評家からの支持も厚い。北米ではYen Pressが翻訳版を出版している。

早くもシーズン2の制作が決定——今後の展望

テレビシリーズ第1期の最終話放送後、即座にシーズン2の制作が発表された。原作の物語が持つ更なる深淵と、視覚的な美しさをどのように昇華させるのか。制作を担うCypicの手腕が改めて問われることになる。新たに公開された夏のイラストに込められた、微かに漂う不安と透明感は、この作品が内包する本質を完璧に表現している。次なる展開を待つファンにとって、本ビジュアルは物語への期待をさらに高めるものとなった。

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