Steam Machine海外で販売開始、価格は1049ドルから

ValveがSteam Machineの海外販売を正式に開始。価格は1049ドルからで、日本はKOMODOが販売予定。

投稿者 central
Steam Machineが海外で販売開始。価格は1049ドルから、日本は未定。
ハイライト
  • Steam Machineの海外販売が開始され、価格は512GBモデルで1,049ドルからとなっている。
  • 本製品はSteam Deck比6倍の性能を持つデスクトップPCクラスのゲーミングマシンだ。
  • 日本国内では正規ディストリビューターであるKOMODOからの販売が見込まれている。

Valveは現地時間2026年6月23日、待望のゲーミングPC「Steam Machinea」の海外販売を正式に開始した。本製品は同社が開発するSteamOSを採用し、Steamライブラリのタイトルをプレイするために最適化されたゲーミングマシンである。価格はストレージ容量512GBモデルで1,049ドル、2TBモデルで1,349ドルからとなっており、日本国内向けには正規ディストリビューターであるKOMODOからの販売が見込まれているが、現時点で具体的な日程や価格は未発表だ。

Steam Machineのラインナップと販売価格——北米市場向けの4構成

今回発表された海外向けのラインナップは、以下の4つの構成が用意されている。すべてのモデルにAMD製のセミカスタムCPUおよびGPUが搭載されており、その性能はValveによれば携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」の実に6倍以上に達するとされる。

  • 512GBモデル:1,049ドル
  • 512GBモデル+Steam Controller:1,128ドル
  • 2TBモデル:1,349ドル
  • 2TBモデル+Steam Controller:1,428ドル

注目すべきは、単なる価格差だけではない。販売方法にも独自の仕組みが導入されている。本日から数日間にわたって予約受付が行われ、確認メールが届き、所定の手続きを完了した購入希望者から順に購入が可能となる。これは過去にSteam Controllerが発売と同時に即完売した事態を踏まえ、いわゆる「早い者勝ち」の混乱を防ぐための措置だ。購入に際しては、Steamアカウントのステータスや、今年4月27日以前のSteamでの購入履歴などがチェックされる。

製品詳細:Steam Deck比6倍の性能と充実の入出力インターフェース

Steam Machineのハードウェア構成は、まさにデスクトップPCクラスだ。搭載されるメモリは16GBのDDR5 RAMに加え、8GBのGDDR6 VRAMという構成で、内蔵ストレージは512GBと2TBの2モデルから選択できる。入出力インターフェースはDisplayPort 1.4、HDMI 2.0を備え、前面にはUSB-A 3.2 Gen 1ポートを2基、背面にはUSB-A 2.0高速ポートを2基、そしてUSB-C 3.2 Gen 2ポートを1基搭載。ワイヤレス接続は2×2 Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応する。

特筆すべきは、Steam Controller用のワイヤレスアダプターが本体に組み込まれている点だ。これにより、専用コントローラーとの直接ペアリングが可能となり、無線接続の手間が大幅に軽減されている。

筐体デザインの独自性——LEDによるシステムステータス表示とフロントパネル交換

ゲーミングPCとしての外観も、Valveらしいこだわりが随所に感じられる。筐体下部のスリット部分にはLEDライトが仕込まれており、ダウンロードの進行状況など、システムステータスを視覚的に確認できる。発光パターンや色のカスタマイズにも対応しているため、ユーザーは自分好みのイルミネーションを設定することが可能だ。さらに、本体のフロントパネルは交換可能な設計となっており、外観のカスタマイズ要素も提供されている。

Steam Controller——2つのトラックパッドを採用した多機能コントローラー

一部モデルに同梱されるSteam Controllerは、有線・無線両対応の多機能ゲームコントローラーだ。最大の特徴は、Steam Deckと同様に2つのトラックパッドを搭載している点にある。このトラックパッドにより、従来のアナログスティックでは操作が難しいジャンルのタイトルにも、精密な入力が可能となる。なお、本コントローラーは単品でも販売されており、既存のSteam Machineユーザーはもちろん、Steam Deckや一般的なPCゲーマーも購入対象となる。

日本市場への展開——KOMODOからの正式発表を待つ

日本国内においては、正規ディストリビューターとしてKOMODOが販売を担当する見込みである。KOMODOはこれまでにもValve製品の国内販売を手掛けてきた実績があり、その経路からすれば、日本市場への投入は確実視されている。ただし、現時点では販売開始日や価格、具体的な販売チャネルについては正式な発表がなく、今後のアナウンスが待たれる状況だ。

Steam Machineは、単なるゲーミングPCのリリースという枠を超えて、Valveが長年掲げてきた「オープンなプラットフォーム」としてのSteamのビジョンを、再びハードウェアとして具現化した製品といえる。既存のSteam Deckユーザーにとっては上位モデルとして、また本格的なデスクトップゲーミングPCを検討している層にとっては、SteamOSならではの軽快な動作と、Valveエコシステムとの深い統合が魅力となるだろう。

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